筋トレ

ベンチプレスを強くする方法|100kg・120kgの壁を越え、180kgまでに学んだこと

こんにちは、モスです。ベンチプレスの記録を伸ばしたくて、このブログに来てくださった方も多いと思います。

これまで、100kgを目指していた頃の経験、120kgへの取り組み、停滞への対処、補助種目などを別々の記事で紹介してきました。今回はそれらをつなぎ、「今の自分には、何を見直すことが役立つのか」という視点でまとめます。

私のトレーニングは、仕事をしながら週2回程度のジム通いを続ける形が基本です。学生時代のウエイトトレーニング経験を土台に、2020年に再開し、約3年で180kg程度に到達しました。この記事では、その過程で大切にしてきたことを中心に紹介します。

最も伝えたいのは、記録すること、ベンチプレスを軸にすること、そして疲労や停滞に合わせて取り組みを変えること。100kg、120kg、140kg、160kgと目標が変わっても、この基本はつながっています。

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今の目標・悩みこのまとめで読む場所詳しい記事
100kgを目指している100kgに向けて変えたこと80kgから100kgへの経験
100kgから120kgへ進みたい重量と回数の組み合わせ再開後120kgまでの記録
140kg・160kg付近で停滞している停滞期に役立った3つのこと20kg刻みで伸び悩んだ経験
頻度と疲労の調整に迷う週2〜3回の使い分け週2・週3の組み方
補助種目を選びたいよく取り入れる4種目補助種目の詳しい解説
次回の練習をどう変えるか決めたい状態別の判断表重量を上げるタイミング

私のベンチプレスの歩み|学生時代と再開後

100kgの記事は学生時代の経験、120kgの記事は長い中断を経て再開した時期の経験です。この2つを分けると、私のトレーニングの流れが分かりやすくなります。

時期・段階記録・経験振り返ったときのポイント
学生時代:100kgを目指した頃80kgから100kgへ約3か月強い人から学び、練習への向き合い方を変えた
学生時代のその後128kgを記録陸上競技の補強としてウエイトを継続
2020年1月:10年以上の中断後に再開90kg前後からスタート以前に学んだことを土台に再開
再開から約2か月120kgに到達記録を残し、重量と回数を組み合わせた
再開から約半年〜8か月150kg、156kgと更新練習を積み重ねた時期
2021年176kgを記録高重量でも少しずつ進歩
再開から約3年180kg程度に到達週2回程度を基本に継続
2024年4月の過去記事への追記195kgを記録その後も仕事と両立して継続

過去記事に残したジムでの自己記録と、これまでの経験を整理した年表です。195kgは2024年4月時点の記録として掲載しています。この記事では、100kgから180kg程度までの過程で培った練習の考え方に焦点を当てます。

経過の詳細は、100kg到達の記事120kg到達の記事にまとめています。

100kgに向けて変えたこと|学ぶ・記録する・集中する

強い人の練習を見て、目標の捉え方が変わった

学生時代に80kg付近で足踏みしていた私にとって、大学の陸上競技部の練習に参加し、強い選手から学んだことは大きな転機でした。同年代の選手が自分より重い重量を扱う姿を見て、100kgを身近な目標として捉えられるようになりました。

その経験を踏まえると、目標を持つときは、記録だけでなく、その人が普段どう練習しているかに目を向けると参考になります。どのように構え、どこに下ろし、どれくらい休むのか。自分の練習に持ち帰れる具体的な学びを探す視点です。

練習ノートで「前回との違い」を残す

100kgを目指す段階から大切にしてきたのが、日付・種目・重量・回数を記録することです。記録更新やタイ記録に印を付けておくと、好調な時期も、しばらく変化がない時期も見返せます。

次回の目標も、「もっと頑張る」から「同じ重量で、前回より1回多く挙げる」へ具体化できます。フォームと休憩時間もそろえると、進歩を比較しやすくなります。

ベンチプレスを練習の中心に置く

100kgの記事で伝えたかったのは、伸ばしたいベンチプレスに、十分な練習時間と集中力を使うことです。補助種目を選ぶ際も、まずメインの練習を決めると役割が整理できます。

今の自分の重量で丁寧に反復する。その記録を残す。余裕が出たら次の重量へ進む。100kgに向かう土台として、まずこの流れを作ることを勧めたいと思います。

当時の経緯とセットの考え方は、80kgから100kgに到達したトレーニング経験をご覧ください。

120kgへの取り組み|重さと回数の両方を伸ばす

2020年に再開したときは、90kg前後から約2か月で120kgに到達しました。学生時代に120kgを超えた経験があり、そこで身に付けた技術や練習の考え方を再び使った時期です。

重い重量に取り組むセットと、反復するセットを分ける

当時は、重い重量に取り組むセットと、重さを下げて回数を重ねるセットを組み合わせていました。記録を振り返るときも、MAXに加えて「同じ重量で何回できたか」「後半のセットでどう変わったか」を確認していました。

この考え方を自分の練習に取り入れるなら、次のように役割を整理できます。

役割確認したいこと記録に残す内容
重さに取り組む高めの負荷でも動作が安定しているか重量・回数・軌道の感覚
反復を積み重ねる各セットで同じフォームを保てるかセットごとの回数・休憩
回復を確認する次回の練習にどれだけ疲労が残るか体調・負荷を変えた理由

具体的な重量は、自分が安定して扱える範囲から決めます。毎回のMAX測定だけに頼らず、反復するセットの進歩も追うと、次の挑戦に向けた材料が増えます。

予定と、その日に実施する内容を調整する

120kgの記事では、週の中で軽い日を作り、筋肉痛などに応じて予定を変えたことも紹介しています。あらかじめ予定を立てつつ、当日の状態を見て調整する。その考え方は、その後も続けています。

再開後の経過は、120kgまでのトレーニング記録に詳しくまとめています。

140kg・160kgでも停滞した|役立った3つの選択肢

私が伸び悩んだのは、100kg、120kg、140kg、160kgと、20kg刻みでした。目標を一つ越えた後にも、また記録が動かなくなる時期がありました。

何度も経験するうちに、「今は何を積み重ねる時期なのか」と考えるようになりました。私が試してよかったと感じているのは、次の3つです。

1.数週間、ベンチプレスから離れてみる

伸びないときに、一度ベンチプレスを休んだことがあります。期間は数週間です。「自分が思っている以上に疲労がたまっているのかもしれない」と考えたことがきっかけでした。

記録を伸ばすための予定には、力を発揮する日だけでなく、回復を待つ時間も入れられます。私にとって、休みを取ることも次の練習につながる選択肢になりました。

2.別の種目で、取り組む内容を変える

ディップスやバーベルカールなど、違う種目に取り組むことも役立ったと感じています。ベンチプレスでいつも意識している部分以外にも、強化できるところがあるのではないかと考えました。

補助種目を変えるときは、何を狙った変更なのかを一言残しておくと振り返りやすくなります。種目の記録とともに、通常のベンチプレスの動きや回復状態も見ていきます。

3.停滞を、次のステージへの準備期間と捉える

停滞しているときこそ、次のステージに行く準備期間。これは、私がベンチプレスを続けるうえで大切にしている考え方です。

調子が最悪だと感じた週の翌週に、MAXを更新した経験もあります。だから、一度の不調で、それまでの積み重ねを判断しすぎないようにしています。挑戦する日は、当日のウォームアップの動きと体調を見て決めます。

一週間単位の上下も含めて練習を続ける。その中で、休む、負荷を変える、別の種目に取り組む、といった選択ができることが強みになります。

各経験の詳細は、100・120・140・160kgで伸び悩んだときに試したことをご覧ください。

180kgまで続けるうえで大切にした、週2〜3回の調整

私自身は週2〜3回程度を標準にしています。回数を増やしすぎると疲労が抜けにくいと感じるためです。仕事と両立するうえでも、回復して次の練習に向かえるペースを大事にしています。

一方で、ジムへ行く回数が増える週もあります。その場合は、負荷を落として、テクニックや押す感覚を重視する日を作ります。ジムへ行く日数と、強い負荷をかける日数を分けて考えると、予定を柔軟に組めます。

MAXを目指す時期は、しっかり負荷をかける日を週1〜2回にし、ほかの日を軽い感覚の確認に充てることもあります。

その日の役割重視すること調整の考え方
しっかり負荷をかける日メインのベンチプレスに集中する補助を含めた全体量を管理する
感覚を確かめる日軽い重量で軌道と動作をそろえる翌回に疲労を持ち越さない量にする
回復に充てる日疲労を抜き、次の練習を準備する休みや予定変更も練習計画に含める

曜日ごとに役割を決めておくと、忙しい週でも「今週は何を優先するか」が明確になります。週2回・週3回の組み方は、ベンチプレスの頻度とメニュー例で紹介しています。

よく取り入れる補助種目4つ|目的を決めて選ぶ

私がよく行うのは、インクラインベンチプレス、足上げナローベンチプレス、バーベルカール、ディップスです。それぞれの運動の特徴を、練習の中でどう使うかという視点で整理すると、次のようになります。

種目運動の特徴取り入れる際に見ること
インクラインベンチプレス傾斜を付け、異なる角度で押す角度をそろえて重量・回数を記録する
足上げナローベンチプレス足の踏ん張りを使わず、狭めの手幅で押す軽い重量から上半身とバーの安定を確認する
バーベルカール肘を曲げる筋肉を鍛える腕の補強として位置付け、メインへの疲労も見る
ディップス腕で体を支え、押し上げる自重で動作を整え、必要に応じて負荷を調整する

補助種目を選ぶ前に、メインで何を伸ばしたいかを決めます。角度を変えて押したいのか、上半身の動きを見直したいのか、腕を補強したいのか。役割が明確なら、種目を絞って取り組めます。

100kgを目指した頃にベンチプレスへ集中したことと、その後に補助種目を活用したことは、同じ考え方でつながっています。メインを軸にし、その時点で必要なことを補うということです。

4種目の詳細は愛用する補助種目の効果と選び方、インクラインの角度やダンベルとの比較はプレス種目の使い分けをご覧ください。

ベンチプレスが伸びないときの判断表

ここまでの経験をもとに、次の練習を考えるための判断表を作りました。最初に練習記録を見返し、変えることを一つ決めると経過を追いやすくなります。

今の状態まず確認すること次の取り組みの候補
MAXは同じだが、同じ重量での回数は増えている各セットの回数とフォーム今の流れを続け、条件が整った日に増量する
いつもの重量も重く、数回続けて回数が落ちている睡眠、仕事の忙しさ、練習量の変化セット数や負荷を落とす、休みを入れる
最初のセットはよいが、後半に大きく落ちるセット間の休憩と最初のセットの余力休憩を確保し、各セットの配分を調整する
重量を上げると毎回フォームが変わる増量幅と動作の再現性現在の重量で動作をそろえ、小刻みな増量を検討する
補助種目を増やしてからメインが重い週全体の種目数とセット数補助を整理し、メインの状態を見直す
同じ条件で数週間、変化が乏しい記録、頻度、回復、補助種目の狙い負荷・休み方・補助のいずれかを一つ変える
肩や肘などに痛みがある痛みが出る動作その動作を中止し、続く場合は専門家に相談する

私にとって停滞は、練習を振り返るきっかけです。前回と比べて何が変わったかを確かめ、次の一手につなげます。

休憩の調整はベンチプレスのインターバル、負荷の進め方は重量を上げるタイミングが参考になります。

今日から使える練習ノートの書き方

まずは日付・種目・重量・回数を記録します。そこに休憩と一言メモを加えると、次回の判断がしやすくなります。以下は書き方を示す架空の例です。

記録項目記入例
種目フラット・ベンチプレス
重量と回数80kg:8回・8回・7回
セット間の休憩3分
動作と余力同じ位置に下ろせた。最終セットはあと1回程度
体調・予定変更仕事が忙しかったため、補助を1種目にした
次回の確認同じ条件で、3セット目を8回にできるか

「80kgを挙げた」だけよりも、「80kgでどんな練習をしたか」が残る方が、次につながります。休んだ期間や補助種目を変えた日も一緒に記録すると、自分に合う練習を考える材料になります。

重量と回数から推定MAXの変化も見たい場合は、ベンチプレスMAX換算早見表を併用できます。種目や動作条件をそろえたうえで、経過を見る目安として使ってみてください。

よくある質問

100kg・120kgを目指すとき、最初に変えるなら?

私なら、まず練習記録を整えます。同じ重量での回数、フォーム、休憩を残すと、増量するのか、今の重量を続けるのか、休みを調整するのかを考えやすくなります。

180kgまで毎週、重量が伸び続けたのですか?

100kg、120kg、140kg、160kgと、私にも停滞する時期がありました。記録が動く時期と、休み方や練習を調整する時期を行き来しながら続けてきました。

週2回でもベンチプレスの強化を目指せますか?

私自身は週2回程度を基本に続けてきました。日数とともに、その日の役割と次回までの回復を考えることが、継続しやすい計画につながります。

停滞したら、補助種目を全部変えた方がよいですか?

まず、今の練習で進歩している部分と、変えたい部分を整理するとよいと思います。変更を一つずつ記録すると、その後の動きや回復状態を振り返りやすくなります。

次の練習に向けて、ひとつ決める

100kgを目指すなら、メインの練習と記録を整える。120kgを目指すなら、重さと回数の進歩を確認する。その先で停滞したら、回復や補助種目も含めて取り組みを調整する。これは、私の経験を振り返って整理した考え方です。

今日できることは、前回の記録を開き、次回に確認したいことを一つ書くことです。重量でも、回数でも、軌道でも、休み方でも構いません。

停滞しているときこそ、次のステージに行く準備期間。目の前の練習と、その先の目標をつなぎながら、一歩ずつ積み重ねていきましょう。

このまとめのもとになった経験記事